先日、兵庫県伊丹市にある鴻池神社へ参拝してきました。
鴻池神社は地元ではだんじり祭りで賑わいを見せる神社です。
住宅街の真ん中にあったこともあり、鴻池神社は参拝客も少なく、ゆっくりと境内を見て回れました。
そんな鴻池神社の歴史とアクセス方法・境内の様子についてお話ししていきますね。
鴻池神社の御祭神は天皇と関係している
鴻池神社で祀っている神様は、主祭神が勾大兄(安閑天皇)、配祀神は誉田別命(応神天皇)となります。
国家とのかかわりを重視し、天皇家と関係があるような祭神が選ばれたと言われています。
配祀神は誉田別命には国家鎮護・家運隆昌などのご利益があるとされています。
昔はこの神社を安閑天王神社といっていましたが、明治3年に安閑天皇社へ改称。
そして大正7年に鴻池村の村社八幡神社を合祀したことから鴻池神社と名前が変わりました。
平成7年の震災で拝殿は倒壊しましたが、平成9年に再建されました。
兵庫県伊丹市にある鴻池神社へのアクセス方法
次は鴻池神社への行き方と基本的な情報を確認していきます。
- 読み方 こうのいけじんじゃ
- 住所 伊丹市鴻池6丁目22-52
- マップコード 1 751 403*30
- 営業時間 24時間
駅から遠い場所にあるので、鴻池神社へはバスを利用するのがオススメ。
バスだと伊丹市バスで鴻池から徒歩5分で着きます。
JR伊丹駅・阪急伊丹駅からバスが出ています。
境内には駐車場もありませんでした。
もし車ならコインパーキングへ、ご近所さんなら自転車でも行きやすいかと思います。
鴻池神社へ参拝の様子をレポート
では次に鴻池神社へ参拝したときの様子を写真を添えて紹介していきます。
参拝したのは2019年の年末でした。
けっこう寒い日に参拝したときの様子です。
鴻池神社の鳥居
神社の入り口を進むと、鴻池神社の鳥居があります。
鳥居は新しく建てられたようで、少し他の神社と比べて白くなっています。
震災のときに建て替えたのかなと思ったのですが、境内に入ると『平成29年の台風で倒壊した』と書かれていました。
鴻池神社の手水舎
鳥居をくぐると、すぐ右手にあるのが手水舎。
まずはこちらで手を洗いましょう。
…と思ったのですが、残念ながら水が出ていませんでした。
参拝した時間が16時だったので、午前中は出ているのか。
または参拝客が少ないから、水を出していないのかなと。
手水舎も新しく作られた感じだったので少し残念です。
鴻池神社の狛犬
鳥居や手水舎は新しかったのですが、狛犬さんは年季が入っていました。
色がところどころ剥がれていますが、個人的にはこういっ歴史を感じる神社の方が好きだったり。
狛犬の間をとおって本殿でお参りをします。
鴻池神社の本殿
鴻池神社の本殿は兵庫県の重要有形文化財に指定されています。
拝殿の中も鏡越しの見ることができます。
鴻池神社の末社へ
本殿でのお参りが終わったら末社へ。
鴻池神社には末社として春日神社・稲荷神社・天神社がまつられています。
天津神遥拝所では絵馬を飾る
末社の隣には天津神遥拝所。
遥拝所とは遠く離れた所から神仏などを拝むために設けられた場所。
天津神遥拝所の横には絵馬が飾られていました。
拝殿のお賽銭の下に、絵馬をもらうスペースがあります。
こちらで300円を入れて絵馬に願い事をかきます。
鴻池神社の社務所で御朱印をいただくはずが…
社務所はあるにはあったのですが、残念ながら閉まっていました。
御朱印に関しても、いただけず。
16時前に参拝したのですが閉まっていました。
だれかがいる気配もなく、ずーっと待機しているわけじゃないかもしれません。
鴻池神社は盆踊り・だんじり祭りがある
最後は鴻池神社の行事について。
地元の方が楽しむのが8月に行われる盆踊り。
引用元 http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/SHIMIN/MACHI/ZITIKAI_RENGO/katsudou/kounoike/1471999816306.html
そして10月に行われるだんじりです。
境内にも地車を保管している場所があり、例祭日である10月9日にだんじり祭が行われます。
鴻池神社にもし参拝しようと思っているなら、8月や10月のお祭りに合わせると楽しいかも。
また周辺の神社も合わせて参拝するか検討してみてください。
今回は鴻池神社について参拝した時の様子を中心にお話しをしました。
震災や台風で倒壊した部分も、今では再建されています。
境内も混雑の心配はありませんし、ゆっくり参拝出来ますよ。