先日は兵庫県宝塚市にある中山寺へ参拝してきました。
中山寺は子授けや安産のご利益で全国的に有名なお寺です。
今回は 子供を授かりたい人向けの中山寺へのお参りの仕方についてお話しします。
①子授けのご利益の由来・②中山寺の子宝用の参拝ルート・③お参り以外の子宝ジンクス
この3つについてお話しをしていきますね。
中山寺が子授けのご利益としてパワースポットと言われるワケ
まずなぜ中山寺に子授けのご利益があるといわれているのか。
その理由について簡単に確認してみます。
聖徳太子が創建した中山寺で祀っている観音様は十一面観世音菩薩。
この観音様は古くより安産・求子(子授け)のお願いを聞いてくださると信仰されていました。
そして豊臣秀吉が世継ぎに恵まれなかったときに祈願したあと、秀頼を授かったとされています。
あと中山寺では本堂以外にも、子授けのご利益があるといわれる場所があるんです。
それが子授け地蔵。
大師堂でお守りや願布をもらい、子授け地蔵へお参りをします。
確かに中山寺にお参りをしたからといって、絶対に妊娠するなんてことはありえません。
ただ前向きに妊活ができるようになるためにも、中山寺へ参拝する価値はありますよね。
子宝・妊娠を求め中山寺へ!兵庫県宝塚市にある中山寺への行き方
ではさっそく中山寺で子授け祈願をするための参拝ルートを見ていきましょう。
まずは中山寺の基本情報とアクセス方法について。
中山寺で祈願を受けるなら16時まで
- 住所 〒665-8588 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11−1
- 電話番号 0797-87-0024(9時~17時)
- 開放時間 24時間
- 窓口の受付時間 9時〜16時
中山寺は夜も解放されています。
ただお守りをもらったり、子授け祈願をしたいなら、受付所が開いている16時までに参拝をする必要があります。
それに夜に1度だけ中山寺に寄ったことがあるのですが、正直言うと暗くて怖いんですよね。
休憩所から見える景色はとてもキレイでしたが、祈願や安全面を考えると夕方までにお参りしたいですね。
阪急電車なら最寄り駅の中山観音から徒歩1分
まずは電車を使った中山寺への行き方についてお話しします。
中山寺へは、阪急電車とJRの両方からのアクセスが可能。
駅から中山寺までの距離が近いのが阪急電車ですね。
最寄り駅の中山観音駅から徒歩1分もかかりません。迷いようもなし。
JRの中山寺からでも徒歩圏内です。
阪急よりは少し歩く距離はありますが、坂道や階段もありません。
電車なら車を停められない心配もないし、渋滞につかまることもありません。
中山寺へはまず、電車で行けないかを考えましょう。
車なら中山寺周辺の駐車場へ
中山寺へは車でも参拝することは可能です。
中山寺周辺に私営駐車場があるので、こちらで停めることが可能。
しかも駐車場が複数あるので、満車のリスクも少ないです。
(お正月シーズンは別。できるだけ電車での参拝をおすすめします)
中山寺で子授け祈願の方法!参拝時間は30分ほど
では今から参拝するルートを写真付きでお話ししていきます。
中山寺の境内はとても広いですし、境内の中にも多くのお寺があるので、すべてを周ろうとすると大変。
そこで子授けのご利益がある場所だけを参拝するルートに限定しました。
事前に確認しておくと、当日もスムーズにお参りすることができますよ。
中山寺の境内図で本堂と子授け地蔵の場所を確認
まずは境内図を見て、ざっくりとどういったルートを辿ればいいかを見ていきます。
(中山寺の山門の横に境内マップがありました)
注目したいのは①本堂・②子授け地蔵・③大師堂の3つ。
この3つの場所を中心に参拝するルートをお話ししますね。
(参拝したときの写真は6月のものです)
中山寺の山門を真っすぐ歩き本堂へ
中山寺の山門はとても大きくて立派。
その山門をくぐって、真っすぐ歩いていくと階段が2つあります。
この2つの階段を登ればすぐに本堂があるので、まずは本堂でお参りをしましょう。
もし階段がきついなら、階段の横にあるエレベーターを利用します。
妊娠して安産祈願をしにくるときも、エレベーターがあるから負担はないですよ。
中山寺の本堂がこちら。
とても立派ですよね。
本堂の横にある賓頭盧尊者には、願布がかけられていました。
願布には絵馬のように、子授け祈願をされた方のさまざまな想いが書かれていましたよ。
(実名が書かれているので、願布の写真を撮るのは控えました)
中山寺の大師堂でお守りと願布をもらう
本堂でのお参りが終わったら、大師堂でお守りと願布をもらいましょう。
本堂の横に階段があるので、そちらを登っていくとすぐあります。
青色の五重塔を目指すと良いですよ。その隣に受付所がある大師堂があるので。
まず大師堂で水色の申込用紙を記入します。
その申込用紙を窓口へ提出してご祈祷は終了。
ご祈祷といっても直接、祈祷をうけるわけではありません。
お札で10日~1カ月、身代わりのご祈祷になります。
祈祷が終わったら、そのお札が郵送されます。(2週間が目安)
ご祈祷料は10日で3,000円、20日で6,000円、1ヶ月で9,000円となっています。
あとはお守りや願布も大師堂でもらえます。
子授け願布(前掛け)はお願い事を書いた後で、子授け地蔵にかけられます。
中山寺の子授け地蔵でお参り
大師堂で祈願の申し込みが終わったら、子授け地蔵へお参りをしましょう。
大師堂の左手にあります。
こちらには願布(前掛け)がかけられていますよ。
中山寺での子授けようの参拝は以上となります。
あとは祈祷されたときに使われたお札が家に郵送されます。
中山寺の子授けお守りを家で保管
個人的に悩んだのがお守りをつける場所です。
例えば合格祈願のお守りなら学校のカバンにつければいいですよね。
安全運転のお守りなら車。金運なら財布。
このようなご利益は簡単に思いつくのですが、子宝のお守りってどこにつければいいかわからなかったんです。
いろいろと悩みましたが最終的に私は寝室に置くことにしました。
子宝は寝室ってイメージがあったので。
あなた自身が納得できる場所につけるのが一番ですが、どこか迷ったら寝室とかどうですか?
中山寺の子授け参拝後は境内でランチ
これで子授けのご利益を願う中山寺への参拝は終わりです。
もし小腹が空いたら境内にある”梵天“というお店でご飯を食べられました。
阪急で帰るなら参道、JRで駅付近にもお店がありますよ。
あとその後、ご懐妊されたら中山寺へのお礼参りも考えましょう。
子授け祈願時にいただいたお守りを返して、安産祈願もかねてお参りをします。
中山寺の子授け参拝後は、家で他のジンクスも試そう
最後にお参り以外でも、風水や昔ながらの言い伝えもお話しします。
『試してみようかな』というものが1つでもあれば、今日だけでもやってみてはいかがでしょうか?
厚生労働省では葉酸の摂取をすすめている
最近は妊活中によく葉酸という言葉を聞きます。
ビタミンB群の一種で、厚生労働省が妊娠の可能性がある女性に、葉酸摂取の重要性を伝えています。
その理由は、妊娠初期の葉酸不足により胎児の神経管閉鎖障害(NTD: neural tube defects)発症率が高まるから。
だから『妊活に必要』というより『妊娠後の赤ちゃんのため』に必要な栄養素と言えます。
(もちろん栄養バランス全体を考えた食生活も大事ですけどね。)
寝室でマッサージし合う!ツボを押して血流を良くしよう
寝る前の寝室ではコミュニケーションが大事。
言葉よりもお互い交互にマッサージをするのはどうでしょうか?
(寝室にアロマも炊くのもいいですね。)
ツボを押すことで血行を促進できるし、マッサージしあうことでスキンシップもとれます。
マッサージに関しては骨盤や下半身の血流をよくするツボがおすすめです。
仲が悪ければ妊活どころではないですよね。
お互いに良い気分でいるためにも、マッサージで疲れをとりましょう。
今回は中山寺への参拝の中でも、子授けのご利益を求める方向けに参拝ルートをお話ししました。
中山寺自体も自然に囲まれた素晴らしいお寺です。
『そろそろお子さんを』と考えているなら。
旦那さんと一緒に参拝をして、自然の中で心身の疲れをとってみてはいかがでしょうか。
また中山寺の周辺には他にも素晴らしい神社があります。
参考⇒【売布神社】夫婦円満のご利益がある静かに参拝できる神社
こちらも機会があればぜひ参拝を検討してみてください。
自然の中をゆっくりと散歩して気分がリフレッシュされますよ。