【西宮神社の初詣】元旦からの混雑状況や十日えびすなどのお正月のイベント情報

西宮神社は商売繁盛や金運・開運のご利益を求めて全国から多くの参拝者がやってくる日本でも有名な神社。

そんな西宮神社は境内に専用の駐車場があったり、バスが運行していたりと交通の利便性もあります。

ただ1月のお正月シーズンに関しては事情が変わるんですね。

そこで今日は『西宮神社のお正月のイベントと交通状況』についてお話しします。

①1月1日からの三が日、②1月9日からの十日えびす、③1月10日の福男、④1月末の陶器市

この4つのイベントに関しての情報や交通状況・営業時間を解説していきます。

ちなみにお正月以外のアクセス方法や年中行事はこちらにまとめてあります。

参考⇒西宮神社の参拝レポ!境内の様子を写真付きで紹介

① 西宮神社の初詣!元旦からの込み具合と屋台の時間

西宮神社へ初詣

まず1月1日の元旦から5日までのイベントや混雑状況をお話しします。

初詣だけでも50万人ほどの参拝者となり混雑は避けられません。

(ⅰ)年末年始からの準備、(ⅱ)お正月の営業時間、(ⅲ)屋台の情報、(ⅳ)お正月の行事

この4つに分けて解説していきますね。

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(ⅰ) 大晦日やお正月の準備として巫女さんを募集

西宮神社のお正月は大忙し。

なので準備は年末年始から少しずつ始まっています。

例えば10月から募集されているのがご奉仕とよばれるもの。

(今の言葉で言えばアルバイトのこと)

お札やおみくじなどの授与をする巫女さんの募集が開始。

大学生以上の男女で、電車で通える方なら誰でも応募できるようになっています。

普段は夕方に行けばガラガラでゆっくりと参拝できる西宮神社。

ただ一時的に混む時期は、アルバイトを募集してお正月の準備が始まります。

(ⅱ) お正月の西宮神社は営業時間が違う

西宮神社の拝殿

初詣するときに気を付けたいのが西宮神社の参拝時間。

通常のシーズンとは授与所の時間が違うので注意しましょう。

公式サイトに書かれていた開閉時間と営業時間は以下の通りです。

参拝できる時間
  • 1月1日 午前0時~午後9時
  • 1月2~3日 午前5時~午後9時
  • 1月4~8日 午前5時~午後6時
授与所
  • 1月1日 午前0時~午後9時
  • 1月2~3日 午前9時~午後9時
  • 1月4~8日 午前9時~午後6時

(ⅲ) 出店している屋台(テキ屋)の営業時間の目安

ベビーカステラ

屋台に関して正確な営業時間を伝えるのは難しいです。

何時まで開けるかは、それぞれのお店の方が判断するので。

ただ目安としては午前10時~午後17時までは開いているお店が多いです。

人気なのはベビーカステラとかですね。

参道を歩くとフワッと良いニオイがして、ついつい1つ買ってしまいます(笑)

(ⅳ)西宮神社のお正月に起こなわれる4つの行事

西宮神社の拝殿

西宮神社では元旦から年中行事が行われます。

参拝する日時が行事と重なれば、年中行事も見ることができるかも。

1月1日から1月5日までの行事は以下の通りです。

1月1日の元旦に歳旦祭

お正月に初詣

元旦に行われる行事が歳旦祭

名前の通り新年を祝い、国の繁栄を祈ります。

午前6時という素晴らしく早い時間に行われます(笑)

1月2日に奉射事始祭

1月2日の午前10時から行われるのが奉射事始祭

西宮神社のご利益である開運招福や商売繁盛を祈願して行われる行事になります。

西宮市の弓道協会の方が弓を射るようです。

1月3日に元始祭

1月3日の午前9時を過ぎてから行われる行事が元始祭

元始祭とは天皇の親祭で、皇位の元始を祝うものになります。

1月5日に百太夫神社祭

1月5日の午前11時に行われる行事が百太夫神社祭

これは西宮神社の境内にある末社の百太夫神社で行われるもの。

えびす様の信仰を全国に広めたといわれている人形遣いたちが、祖神である百太夫神の徳を称えるお祭り。

五色のお団子が奉納されます。

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②西宮神社の十日戒(十日えびす)!混雑による交通規制もある

初詣シーズンを終えたら1月9日から3日間にわたって十日えびすが行われます。

西宮神社の十日えびすは阪神間で最大の祭典と言われ3日間で百万人を越える人が参拝します。

西宮神社の手水舎
十日えびすのイベント
  • 1月8日の大マグロの奉納
  • 1月9日の宵えびす(宵宮祭)
  • 1月10日の本えびす(福男)

このように十日えびすはイベントが盛りだくさん。

(ⅰ)授与所や神社の開閉時間、(ⅱ)駐車場、(ⅲ)十日えびすの行事にわけてお話しますね。

(ⅰ)1月9日から始まる十日えびすは授与所の営業時間に注意

1月1日~3日の時期と同じく、十日えびすの時期も参拝者が多いです。

なので神社の開閉時間と授与所の営業時間が一時的に変わります。

十日えびすの開閉時間
  • 1月9日 午前5時~午後12時
  • 1月10日 午前6時~午後12時
  • 1月11日 午前5時~午後12時
十日えびすの授与所
  • 1月9日(水)午前8時~午後12時
  • 1月10日(木)午前6時~午後12時
  • 1月11日(金)午前8時~午後12時

(ⅱ)十日えびすの3日間は通行止め!駐車場も使えない

引用元https://nishinomiya-ebisu.jp/tookaebisu/traffic.html

十日えびす期間中は参拝者が多いので西宮警察署は交通規制を実施。

9時から23時までは神社周辺の区域と、神社南側の小中学校周辺の路線も車両通行止めになり歩行者専用道路になります。

また境内にある駐車場も使えません。

周辺にはコインパーキングがありますが、こちらも満車になりやすい。

できるかぎり電車やバスで西宮神社に向かったほうがいいです。

電車でのアクセス
  • 阪神本線「西宮駅」えびす口より徒歩5分
  • JR神戸線「さくら夙川駅」より徒歩10分
  • 阪急神戸線「夙川駅」より徒歩15分

またお近くにお住まいなら、バスでのアクセスも可能です。

交通規制の期間中は路線バスの「西宮戎」で降りるのが一番近いですね。

十日えびすの準備としてマグロを奉納!その後は関係者で食べる

西宮神社のマグロ

十日えびすは1月9日からですが、8日から大鮪(おおまぐろ)が奉納されます。

このマグロは商売繁盛と大漁を願って奉納されるもので、十日えびすの3日間”招福まくろ“として拝殿に飾られます。

もし商売繫盛や金運などのご利益をいただきたいなら、参拝したときにこのマグロにお賽銭を貼り付けると良いかも。

参拝者の間ではお賽銭を貼り付けると『お金が身につく』とされています。

ちなみにこの大マグロは最終日である11日まで供えら、その後は解体され神社の関係者に配られるそうです。

十日えびすでは縁起物の福笹!値段や方角を確認

福笹

引用元 https://nishinomiya-ebisu.com/arrange/125/index.html

大マグロが奉納された翌日の9日から十日えびすが開かれます。

もしこの日程で参拝されるなら福笹をいただくことも検討しましょう。

福笹とはまっすぐに伸びる生命力と殺菌効果があることから西宮神社の縁起物とされています。

えびす様自身も笹を持っていますしね。

笹にはえびす様のお札や鯛や小判などの飾りが付けられているんですよ。

そんな福笹が、えびす様のお力が最も高まる十日えびすの限定授与品としていただくことができます。

ご利益としては商売繁盛や開運招福が期待できます。

もしいただいたら帰宅後は祀る方角に注意しましょう。

笹の正面が南か東を向くようにすること。

そして神棚か目線より高く清浄な場所(もしくは玄関)に立て掛けるか、壁に貼り付けると良いですよ。

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③ 十日えびす大祭後に福男を決める走り参りが行われる。

十日えびすの10日の大祭が終わると、午前6時から”走り参り”が行われます。

これがニュースでも有名な『福男』を決める行事。

福男のスタート地点

表大門から230m離れた本殿までの道のりをダッシュするレースが始まります。

福男を決めるルールや習わしを知るとより楽しめる

もともと福男レースは「開門神事」といい、西宮えびす独特の伝統行事として江戸時代に自然に起こったと言われています。

9日の22時から先着1500名に受付をして、10日の0時から抽選が始まります。

抽選では先頭(Aブロック)に選ばれるのが108名、Bブロックが150名となっています。

福男を決めるレースって、この抽選での運の要素がメチャクチャ強いんですね。

最低でも抽選の段階で前列にいないと入賞することはできないということ。

(抽選時点での運の強さが福男に備わっているかを見るということなのかな…)

また福男は1人というイメージが強いかもしれませんが実際は先着3番までを福男とします。

認定証やご神像の他に副賞をもらえます。

福男になるといただけるもの
  • 1位…御木像(大)、半被、えびす様お面額、えべっさんの酒菰樽、 えべっさんの米1俵(60kg)、ヱビスビール
  • 2位…御木像(小)、 半被、えびす様お面額、えべっさんの米1俵(60kg)、エビスビール
  • 3位…大黒様の御金像、 半被、えびす様お面額、八喜鯛(焼き鯛)、エビスビール

走り参りに参加しなくても、先着5000名の参拝者には開門神事参拝之証をいただくことができます。

もし欲しい場合は早起きして西宮神社へ向かうといいかも。

福男のその後は逆に不運になる説!過去には妨害も…

西宮神社の境内

全国的にもニュースになり有名な福男を決める走り参り。

でも過去には意外な裏話があるってしっていましたか?

最近ネットでささやかれているのが、福男になると逆に厄がくるというもの。

過去には福男に選ばれて消防士がテレビに出たことをきっかけに不倫がバレて大惨事に(笑)

その年以外も福男に選ばれた男性がその後に骨折したり受験に失敗したりと、厄がきたこともあります。

そんな走り参りですが、毎年それでも1位になりたいと多くの参拝者が列を作ります。

それが行き過ぎて、以前は不正というか消防署の職員が組織的に1人を勝たせようとレースを妨害したという話も問題になりました。

(これにより廃止り参りは抽選となったと言われています)

ニュースを見て盛り上がれる福男を決める走り参り。

このような裏話を聞くと今年のニュースも違った形で楽しめるかもしれません。

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④ 西宮神社の1月下旬には陶器市

1月最後の行事となるのが陶器市。

初詣も終わりお正月気分が抜けた1月下旬に行われる行事になります。

引用元 https://www.goo.ne.jp/

先ほどお話しした福男が走る参道沿いに、陶器の屋台がズラ―っと並ぶイベント。

年配の方には福男よりも陶器市の方が興味が高い行事となります。

食器や茶器などが多数置かれるので、こだわりの1品が見つかるかも。

もし混雑が嫌なら少し参拝する時期を遅らせて陶器市に合わせることも検討してはいかがですか?

西宮神社への初詣でご利益をもらい気持ちよく1年をスタートさせよう

西宮神社の南門

今回は西宮神社の1月に参拝するときの情報やイベントについてお話ししました。

通常シーズンとは神社の開閉時間や授与所の営業時間が変わるので注意しましょう。

また十日えびすに関しては多くの参拝客でにぎわうので交通規制を行われます。

車はできるだけ避けて電車での参拝を考えた方が無難です。

お正月以外に西宮神社へ参拝するなら以下の記事も参考にしてください。

参考⇒【西宮神社】えびす様から商売繁盛や金運のご利益をいただく

また西宮神社の周辺には厄除開運のご利益で有名な門戸厄神もあるので、厄年の方はぜひ。

参考⇒【門戸厄神】厄除開運のご利益で有名な西宮の神社

西宮市には商売繫盛・厄除け・学業成就などいろいろなご利益がある神社があります。

電車やバスなど利便性も良いので、お参りしやすいですよ。

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