先日、夕方の少し暗くなるころに松原天満宮という神社へお参りをしてきました。
西宮市の住宅街にある神社で、学業成就のご利益で有名な菅原道真を祀っています。
鉛筆がたくさん刺さった筆塚を見ると、合格祈願に来た学生の想いが伝わってきました。
今回はそんな松原天満宮の歴史やアクセス方法・境内の様子についてお話しします。
ぜひ実際にお参りする前の予備知識として役立ててください。
松原天満宮の神様とご利益
先ほども言いましたが松原天満宮には菅原道真公が祀られています。
菅原道真は平安時代の政治家であり、今では学業成就・合格祈願のご利益があると言われています。
鳥居の横にある由緒書きには以下のように書かれていました。
松原天満宮の由緒
こちふかば、匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
菅公は5才にして和歌を詠じ、11才に詩を賊し、博く経史に通じ、寛平4年類国史二百巻を撰修し、第59代宇多天皇に信任篤く、昌泰2年に右大臣に累進された。
延喜元年、藤原時平のそしりにより九州筑紫に下る時この地に休泊された。
同3年2月25日、今から1808年有余年前に太宰府で薨去され、後に祠を建て祀られたもので、昔は梅林が賑わい、歌塚もあるが、今その姿を再現しつつある。7月の天神まつりは阪神間随一の賑わいをみせる。
兵庫県の西宮にある松原天満宮へのアクセス
では次に松原天満宮へのアクセス方法を見ていきましょう。
- 住所 〒662-0912西宮市松原町2-26
- マップコード 12 536 834*11
- 電話番号 0798-33-2143(松原神社)
松原天満宮へは電車からのお参りが楽です。
阪神電車なら西宮駅から徒歩10分、JRなら西宮駅から徒歩8分で向かうことができます。
専用の駐車場らしきものはありませんでした。
もし車での参拝を考えているならコインパーキングを探しましょう。
駅から少しだけ歩く必要がありますね。
周囲にはコープやニトリもあるので、お買い物も兼ねると神社にも寄りやすいです。
松原天満宮の境内の様子と御朱印
では次に松原天満宮の境内の様子を見ていきましょう。
下の写真の鳥居をくぐって境内に入っていきます。
松原天満宮の手水舎
入ってすぐに手水舎がありました。
ただ水が出ておらず水たまりがあるだけ。
ちょっと手を洗う気にはなれず、スルーしてしまいました。
松原天満宮の本殿
さらに奥へ進んで本殿へ向かいましょう。
松原天満宮の本殿はとても立派で、本殿の中も見ることができましたよ。
松原天満宮の末社へ
本殿でのお参りが終わったら次は境内をぐるっと1周して末社へ。
最初は本殿の右手にあるのが白太夫社へ。
その隣に火之御子社があります。
そしてさらに隣には鎮宅霊符社。
次は本殿の左側に移動します。
左側には2社あり、まずは福部神社と老松神社が並んでいます。
そして境内の真ん中あたりにあるのが筆塚。
無数の鉛筆が立てられており、合格祈願へお参りに来た学生の熱量が伝わってきます。
そして境内中央に大きな木が2つ並んでいるのですが、これは夫婦久寿。
長寿や五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるといわれています。
さらにこちらは緑の木(榎)
縁結びや夫婦和合・安産のご利益があると書かれていました。
松原天満宮の社務所で御朱印をもらう
これで本殿の末社へのお参りが終了。
もし御朱印をいただきたいなら、社務所へいきましょう。
⛩松原天満宮⛩
〜なんとなく西宮〜
北向稲荷三大明神 織姫稲荷 pic.twitter.com/3L5Xnqu3cX— ぶたっち (@VDKPtRqdToPHwQ2) 2017年5月18日
松原天満宮の年中行事
最後は松原天満宮の年中行事を確認していきます。
鳥居の横にある案内書きには以下の行事がかかれていました。
- 1月25日 初天神祭(祈年祭)
- 7月24日25日 夏例大祭
- 10月25日 秋祭(新穀感謝祭)
- 毎月25日 月次祭
- 毎月1日・15日 月例祭
- 例祭日 7月25日
もし参拝する日を決めていないなら、上記の日程を選んではいかがでしょうか。
また松原天満宮の周辺には他にも有名な神社があります。
こちらも合わせて参拝するか検討してみてください。
参考⇒【門戸厄神】厄年ならお参りしたい厄除開運のご利益で有名な神社
今回は兵庫県の西宮市にある松原天満宮についてお話ししました。
境内は参拝者も少なく、木々にかこまれながら、ゆっくりと参拝できます。
勉強でストレスを感じている学生さんがリラックスがてら合格祈願をするのにオススメ。
または受験を控えるお子さんを持つ親御さんが代わりにお参りをしてお守りをいただくのもいいですね。