先日、東灘区へ行く予定があったので、近くにあった中野八幡神社へ参拝してきました。
少し階段はありますが、参拝客も少なく森に囲まれているので、自然の癒しをもらえます。
中野八幡神社は忙しい日常に疲れたとき、運動と心身の癒しをかねて参拝したい人向けの神社という印象を受けました。
ご利益としては厄除け開運や交通安全の神様を祀っています。
中野八幡神社のご利益を歴史と由緒から見ていく!
では中野八幡神社のご利益を、神社の歴史や御祭神から、もう少し詳しく見ていきます。
上の由緒書きを見てもわかるように、中野八幡神社が祀っている神様は天照皇大神と八幡大神。
さらに奥津比古神と奥津比売神と大山祇神を祀っています。
由緒書きによると、暦応二年(1339年)大山崎八幡宮から歓請されたと書かれています。
そして明治四十年に境外社の山神社を合祀しました。
また境内の琴浦社には融大臣も祀っています。
こちらはマムシの神様として子供たちに夏の安全を願う神様になります。
合祀とのことで祀っている神様が多いので、『中野八幡神社のご利益といえばコレ』という特定のご利益はありません。
ただ境内への案内書きには『厄除け開運』と『交通安全』が書かれていました。
中野八幡神社へのアクセス!阪急なら岡本駅からが近い
中野八幡神社へ行くには、どのようなルートがあるのでしょうか。
まずは基本情報を確認していきます。
- 通称 中野の八幡さん
- 住所 〒658-0003 神戸市東灘区本山北町4-14-9
- 電話番号 078-411-5135(保久良神社)
- 禁止事項 境内での犬の散歩
神社によって犬を連れることを許可してる社と禁止してる社に分かれますが、中野八幡神社では禁止されています。
自然が多くワンコも喜んでくれそうですが、境内へは連れていけません。
阪急なら岡本駅、JR神戸線なら摂津本山駅が近い
中野八幡神社へのおすすめルートは電車。
最寄り駅は阪急なら岡本駅、JRなら摂津本山となります。
ご近所に住んでるなら自転車でも行けるかもしれません。
ただ境内へは階段がありますし、駐輪場もないので、あまり便利ではない感じがしました。
専用の駐車場はない!コインパーキングに停めるしかない
少し電車から距離があるので、車で神社まで行くのが理想ですよね。
ただ残念ながら中野八幡神社には専用の駐車場はありません。
鳥居をくぐると階段があるので、そもそも車での参拝は難しいです。
周辺にもコインパーキングはありますが、コインパーキングから歩くなら電車から歩くのと時間は変わりません。
中野八幡神社に参拝したときの境内の様子を写真付きで紹介
では私が中野八幡神社へお参りしたときの様子を写真を添えてお話ししていきます。
上の写真を見ておわかりのとおり、鳥居をくぐったらまず階段があります。
ここまでも少し坂道があったので、『最後の砦』って感じで、一段一段上がっていきます。
中野八幡神社の手水舎へ
境内につくと、目の前に手水舎があります。
ただ残念ながら水が出ておらず、手を洗うことはできませんでした。
横に蛇口があるので、こちらで手を洗えるかもしれませんが、手水舎で清めたかったので残念です。
気を取り直して拝殿でお参りをします。
中野八幡神社の狛犬と拝殿
こちらが中野八幡神社の拝殿と狛犬になります。
境内が小さいのですが拝殿は立派です。
ガラガラと鈴を鳴らし、手を合わせお参りをします。
中野八幡神社の末社『琴浦社』
拝殿の隣にあるのが、先ほどお話ししたマムシの神様”琴浦社”。
拝殿の左手には社務所というか、家がありました。
夕方の16時ごろに参拝したのですが、人の気配はありません。
御朱印とかもいただけるような案内は書かれていませんでした。
良いところとしては自然に囲まれているので、リラックスしやすい空間であること。
(最近ではグリーンエクササイズと言うようですね。自然の中にいてストレスを軽減する方法のことです)
残念な点としては階段があるので足腰が悪い方は大変なこと。
あとは手水舎で手が洗えないことですね。
御朱印集めをしている方も社務所らしき場所が16時には閉まっていたので電話で確認しましょう。
中野八幡神社の例祭など年中行事を確認!
最後に中野八幡神社で行われる年中行事を見ていきましょう。
もし参拝する日が祭日と近いなら、この日程に合わせて参拝するのも良いですよね。
案内書きに書かれていた祭日は以下のようになります。
- 1月1日 歳旦祭
- 1月15日 御梼講祭
- 1月18日、19日 厄除祈願祭
- 9月の第2日曜日 例祭
- 12月23日 勤労感謝祭
由緒書きには12月31日に福火(夕方から新年の安全を祈願する行事)が書かれています。
ただ比較的新しく作られている案内書きでは、福火が書かれていないところをみると、おそらく今はやっていないと考えていいでしょう。
例祭についても由緒書きでは9月15日と書かれていますが、新しい案内書きには9月の第2日曜となっています。
このように祭日に関しては、古い時期に書かれた由緒書きと違う点が出てきます。
なので最近書かれたとされる鳥居近くにある案内書きの方を目安にするといいですよ。
今回は中野八幡神社について参拝したときの感想をふまえてお話ししました。
少しだけ坂道が続きますが、神社自体は素晴らしいと思います。
また中野八幡神社の周辺には他にも神社があります。
参考⇒【三条八幡神社】一願成就のご利益がある芦屋市の神社レポ
こちらも合わせて参拝されてはいかがでしょうか。
中野八幡神社は混雑の心配もなく、緑に囲まれながらお参りできる神社。
もし忙しい日々で精神的に疲れを感じるなら、境内で景色を眺めながらゆっくりするのもいいですね。