今日は神戸の東灘区にある森稲荷神社についてお話しします。
森稲荷神社という名前から、森のお稲荷さんとして地元の方に親しまれている神社。
神戸の東灘区という住宅街にひっそりとたたずんでいました。
住宅街ですが境内はとても広く、自然に囲まれた神社という印象。
神社の裏にある公園で元気に遊ぶお子さんの声も聞こえてきます。
そんな森稲荷神社のご利益は商売繫盛や家内安全が有名。
なのでビジネスで結果を出したい方や、家族で参拝したい方向けの神社と言えますね。
神戸の森稲荷神社の御祭神からご利益を見る
ではまず森稲荷神社の歴史からご利益をもう少し詳しく見ていきます
森稲荷神社の御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。
五穀豊穣や家内安全・商売繁盛のご利益があると言われている神様です。
五穀豊穣は田んぼを持っている時代の言い方ですが、今風に言うと商売繁盛ですね。
境内にも上の写真のように『家内安全』や『商売繁盛』と書かれた”のぼり”がありました。
森稲荷神社で行われる祈祷
また社務所に書かれていた情報によると、森稲荷神社では祈祷も受け付けています。
- 家内安全
- 商売繁盛
- 厄除け
- 交通安全
- 病気平癒
- 無病息災
- 延命長寿
- 身体健全
- 入試合格祈願
- 初宮詣・虫封じ(1万円)
このなかで珍しいのは癇の虫封じでしょうか。
夜泣きがひどいお子さんへの祈祷です。
森稲荷神社のお守り
また社務所にはお守りもおいてありました。
種類も豊富で、欲しいご利益のお守りを番号で伝えられるようになっています。
- 肌守り
- 厄除け
- 病気平癒
- 安産
- 合格
- 学業成就
- 交通安全
- 開運
- 勝守り
このように森稲荷神社は商売繁盛や家内安全が有名ですが、祈祷やお守りに関してはそれ以外にも豊富に用意されています。
家族で参拝しても、それぞれがお守りをいただけますよね。(お父さんは交通安全、息子さんは学業成就など)
森稲荷神社へのアクセス!駐車場に注意
次は実際に参拝するときに、森稲荷神社へのルートを見ていきます。
まずは場所や住所について確認。
- 住所 〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町4-17-11
- マップコード 12 530 390*33
- 電話番号 078-431-5969
- 入場料 なし
森稲荷神社へのアクセス方法は大きく分けて2つあります。
それが電車と車。
まずはアクセスが便利な電車でのルートを見ていきますね。
電車はJR甲南山手・阪神の深江・阪急の岡本駅から徒歩圏内
森稲荷神社の最寄り駅はJRの甲南山手駅です。
Googleマップ上はすぐですが、まっすぐ行くルートがないので実際は徒歩9分ほどかかります。
ただJR以外にも阪急電車や阪神電車からも徒歩圏内の場所にあります。
例えば阪急電車の岡本駅からは、線路沿いを歩けば神社への着く。
阪神電車の深江駅からだと徒歩で15分ほどかかりますが、森稲荷神社の赤鳥居を通ることができます。
東灘区はおしゃれなカフェやスタバもあるから、帰り休憩がてら寄ることもできますよ。
最寄り駅にこだわらずに、JR・阪急・阪神の使いやすい電車を利用して大丈夫です。
専用の駐車場はない!コインパーキングに停めて朱鳥居を通る
残念なことに森稲荷神社には専用の駐車場はありません。
なので車で行くときは周辺のコインパーキングに停める必要があります。
コインパーキングに停めるなら、せっかくなので朱鳥居をくぐって神社へ向かい合いですね。
以前は工事して見れなかったのですが、道路のど真ん中に大きな鳥居があるのは珍しいので一目見ておくといいかも。
森稲荷神社へ参拝したときの境内の様子と見どころ【写真付】
私が参拝したときの森稲荷神社の境内の様子をお伝えします。
参拝客は私を含めて数人しかいませんでした。
なので混雑は気にする心配はなく、ゆっくりと参拝できます。
森稲荷神社の狛犬を通り階段を上る
まず気になったのが鳥居の横にある狛犬。
狛犬って通常は左右に1匹ずついるはずなのに、森稲荷神社では左側にしか狛犬がいませんでした。
そんな狛犬を横切ると、目の前に20段ほどの階段があります。
こういった作りだと専用の駐車場がないのも納得ですよね。
この階段を上ると一気に景色が晴れて、境内全体を見渡せるようになっています。
公園が後ろにあるので、子供たちの元気に遊ぶ声が聞こえてきました。
森稲荷神社の手水舎
まずはすぐ右手に手水舎があるので、こちらで手をあらいます。
私が参拝したときは水は貯まっていましたが、蛇口からは出ていませんでした。
蛇口をひねってチョロチョロと水を出し、手を洗います。
森稲荷神社の拝殿でお参り
手水舎で手を洗ったら、まず拝殿でお参り。
拝殿の中もとてもキレイにされていて、空気が澄んでいる感じがしました。
誰もいないこともあり、神聖な空間という印象が強かったですね。
お守りなどは社務所にありますが、絵馬に関しては拝殿に置いてありました。
絵馬をかける場所もそばにあるので、絵馬に願いをかいてすぐに掛けられるような配慮をしているんだと思います。
森稲荷神社の末社へ
拝殿でのお参りが終わったら、次は摂末社へ行きます。
まずは稲荷社へ、他には天満宮や鳴浮女宮社もありました。
そして末社が5社並べてある合祀殿がありました。
- 神功皇后
- 正哉吾勝命
- 伊弉諾命
- 大物主命
- 綿津見神
森稲荷神社の社務所で御朱印をもらう
参拝が終わったら最後に社務所へ。
祈祷やお守り・御朱印はこちらでいただけます。
これで森稲荷神社の参拝は終わり。
ゆっくりと一周しても参拝時間は30分もかかりません。
静かな境内で誰もいなかったし、本当にゆっくりできてリラックスできました。
森稲荷神社の年中行事を確認!地域のだんじり祭りにも注目
最後は森稲荷神社の年中行事を見ていきます。
注目は1月と5月ですね。
初詣シーズンの1月15日はどんと焼きでお焚き上げが行われる
拝殿で案内書きがあったのですが、森稲荷神社ではお焚き上げの祈願を受け付けています。
1月15日のどんと焼きでお焚き上げをすると書かれていました。
例祭は5月4日に『卯の葉祭』!だんじりの地車を見れる
森稲荷神社の行事としては5月に卯の葉祭(だんじり)が行われます。
5月3・4日に斎行し地車を出し、神社で祭典の後に氏子内を練り廻ります。
そのときに先ほどチラッとお話しした朱鳥居もルートに入っていましたよ。
森稲荷神社は家族での参拝にもおすすめ
今回は神戸市の東灘区にある森稲荷神社についてお話しをしました。
境内は参拝客がいないので、一人でゆっくりしたいときや、家族でそろってのお参りにおすすめ。
ご利益でいうと商売繁盛や家内安全などがあるので、ご家族で参拝して家族の幸せを祈ることもできます。
お守りは各種あるので、家族一人ひとりにあったお守りを選びましょう。
また東灘区や隣の芦屋市には他にも参拝できる神社がいくつかあります。
ご利益を見ながら、こちらも参拝を検討してはいかがでしょうか。
参考⇒【中野八幡神社】厄除けや交通安全のご利益がある東灘区の神社
参考⇒【芦屋神社】古墳がある珍しい神社は恋愛や仕事のご利益があり
芦屋神社は少し山を登るのでバスがおすすめ。
神社へお参りして古墳が見れるのは珍しい体験でしたよ。